サイト制作について、依頼者が予算感という言葉をよく使っているのをよく目・耳にします。また、個人で制作されている方で見積もりの仕方がわからない方はよくピンキリという言葉を使います。
サイトの見積もりについてはどのように考えたらいいのでしょうか。
見積もりを出すのには色々な要素を考慮する必要がありますが、まずは個人事業として、Web制作を請け負っている方をベースに考えてましょう。
月いくら稼ぎたいですか?
年収いくらにしたいですか?
月30万円の売り上げを出す場合について計算していきましょう。
週の休みを2日とすると、
1,3,5,7,8,10,12月の31日まである月は9日休み
2,4,6,9,11月の28日〜30日までの月は8日休み
ほどになります。
ですので、仕事する日は22日ほどになります。
(このことは法人を経営する場合にもかなり重要です。ここを抜きに考えると会社は赤字になってしまいます)
ちゃんと休みをとって月30万円の仕事するには1日あたり1万3636円稼がなくてはいけません。
新しくできた会社がホームページを作りたいと言ってきました。
依頼者は「会社概要とお問い合わせくらいがあれば大丈夫です。」と言っています。
見積もりいくらで出しますか?
この時、「一式10万円でいいですよ」と答えてはいけません。
あとから、例えば「事業情報のページも入れてもらえませんか」と言ってきます。
アルバイトをしたら何時間あなたは働きますか?8時間だとして事業ページに4時間かかったら、1万3636円の半分6,818円を稼げる時間を使ったことになります。
サイト制作の見積もりの基本は、まず作るページをリストにすることです。
まずは「会社概要、事業内容、お問い合わせ 計3ページ、10万円でいかがでしょうか?」と提案しましょう。
あいまいさと解決していかないと大変な思いをすることになりますよ。